星野道夫さんの「旅をする木」を読んで自然と人間のつながりを考えさせられました!

書籍

どうも、ヨシヒコです。

今年の夏、帯広美術館で開催された星野道夫さんの写真展を訪れる機会がありました。

そこで目にしたのは、言葉では語り尽くせないような自然の美しさと、それを生きる命の姿。
その一瞬一瞬を切り取る星野さんの写真は、単なる風景写真ではなく、自然と人間のつながりや、時には私たちが忘れがちな地球の鼓動を感じさせてくれるものでした。

「旅をする木」と出会う

そんな星野さんの世界観にもっと触れたいと思い、彼の著書「旅をする木」を手に取りました。
この本は、アラスカの大自然での暮らしや旅を通して彼が感じたこと、考えたことが丁寧に綴られています。

読み進めるたびに、星野さんの目を通して広がるアラスカの風景を旅しているような感覚になりました。

特に印象的だったのは、彼の言葉の中に宿る優しさと深い洞察。
自然だけではなく、それを共に見つめる仲間や、目の前にいる動物たちへの思いやりです。

ただの記録ではなく、自然と共に生きることの意味や、人間としてどうあるべきかを静かに問いかけるような内容だと感じました。

写真展で感じたもの

帯広美術館での写真展では、私たちが普段目にすることのできない広大で静寂な世界。
発展した都市の喧騒とは全くかけ離れた、厳しくも美しい自然の風景でした。

特に心を奪われたのは、アラスカの氷河や北極圏の動物たちの写真です。

極寒の地でしか撮ることのできないその景色は、まさに「ここでしか生きられない命」が息づく場そのもの。

星野さんがその場に立ち、シャッターを切った瞬間の空気感が、写真を通して伝わってくるようでした。

自然への想いを繋ぐ

星野道夫さんの写真と言葉は、ただ自然の美しさを伝えるだけでなく、その背後にある大きなメッセージを感じさせてくれます。

それは、自然と人間が調和して生きる未来への願いであり、私たち自身が地球の一部であることを忘れないための警鐘のようにも思えました。

彼の作品に触れたことで、私自身も
「自然の中で何ができるのか」
を考えるようになりました。

特に狩猟に興味を持つ私にとって、彼の写真は命の重みや自然と共にある生活を見つめ直す貴重なヒントになったように思います。

これからも星野道夫さんの言葉や写真に触れながら、自然への想いを自分なりに深めていきたいと思います。

そして、いつか私も「ここでしか感じられない瞬間」を切り取り、自分の言葉や行動でそれを誰かに伝えていけるようになりたいです。

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