狩猟に役立つ必須アイテム:滑車があると急斜面の引き上げや解体に便利

装備品

どうも、ヨシヒコです。

ヌマタさんと狩猟へ行った時に
「こんな場面では・・・
 こんな物があったら・・・」
などなど会話をしながら教えてもらっていた時に

「滑車は持っていた方がいいですね」
と言われたことを思い出し、どんな場面でどのように使うのか?

そんなことすら想像できていなかったけど、地元猟友会での巻狩りで必需品だということが理解できました。

そんなわけで、滑車についてまとめてみました。

1. 滑車を狩猟に活用するメリット

狩猟において、鹿や熊といった大型獲物を回収する際に「滑車(プーリー)」は非常に有効です。特に以下のような場面で大きな役割を果たします。

◇ 急斜面からの引き上げ
• 巻狩りなどで鹿を仕留めた際、獲物が急斜面や谷底に落ちてしまうことがあります。このような場面で滑車を木に取り付け、ロープを使って引き上げることで、負担を大幅に軽減できます。

• 滑車の原理を活用すれば、力の向きや負担を分散できるため、体力に自信がない場合でも効率よく引き上げが可能です。

◇ その場での解体サポート
• 解体作業をスムーズに行うために、滑車を利用して鹿の足を吊るし、安定した状態を保てます。

• 例えば、足を開いた状態で固定すれば、腱や筋肉を切りやすくなりますし、体を回転させることも可能になるため、スムーズな作業ができます。

2. 滑車の選び方

滑車にはさまざまな種類があり、狩猟用に適したものを選ぶ際には以下のポイントを考慮するとよいでしょう。

🔹 耐荷重
• 鹿の場合、体重は70kg~100kg、場合によってはそれ以上になることがあります。
• 目安として、耐荷重150kg以上のものを選ぶと、獲物の重さや引き上げる際の負荷にも耐えやすくなります。

🔹 素材
ステンレス製アルミ合金製の滑車は、耐久性があり、錆びにくく屋外使用に適しています。
• 特に冬場や湿度の高い環境では、耐腐食性があるものを選ぶと長く使用できます。

🔹 可動部分のスムーズさ
• 滑車の回転がスムーズでないと、ロープが摩擦でダメージを受けたり、負担が増えてしまいます。
ボールベアリングオイルベアリングが採用されているものは回転がスムーズでおすすめです。

🔹 シングル or ダブル
• シングル滑車は構造がシンプルで軽量ですが、ダブル滑車は力をより分散できるため、重い獲物を引き上げる際に有効です。
50m以上のロープを使用する場合急勾配での引き上げでは、ダブル滑車が推奨されます。

🔹 取り付け方法
• 滑車を木や枝に取り付ける場合は、カラビナシャックルが付属しているものが便利です。
• 取り付けがしっかりしていないと滑車が外れてしまう恐れがあるため、ロック機能付きのものを選ぶと安心です。

3. 狩猟での滑車の使用方法

具体的なシチュエーションを想定して、滑車の使い方を解説します。

▶️ シチュエーション1:急斜面からの引き上げ
① 木に滑車をセット
• 強度がある木や枝を見つけ、滑車をカラビナやロープでしっかり固定します。

② ロープを滑車に通す
• 仕留めた鹿の足や頭部をロープに結びつけ、滑車に通します。
• この時、引き上げる方向を考慮してロープの通し方を決めます。

③ 引き上げ作業
• 足場の良い位置に移動し、力を加えてロープを引きます。
• 滑車の原理により、引き上げる際の負担が大きく軽減されます。

▶️ シチュエーション2:その場での解体
① 滑車を木に取り付ける
• 頑丈な枝や木の幹に滑車を取り付けます。

② 獲物を吊るす
• 獲物の足や頭部をロープで固定し、滑車を使って吊るします。
• 高さを調整して作業しやすいポジションにセットします。

③ 解体作業を開始
• 足を開いた状態や、内臓を取り出しやすいポジションに調整しながら作業を進めます。
• 必要に応じて回転させることも可能です。

4. 注意点とアドバイス

安全対策
• 滑車を取り付ける木がしっかりしているか確認。
• ロープがねじれていないか、結び目が解けていないかをチェック。

ロープの選び方
パラコードクライミング用ロープが推奨されます。
• 摩耗しにくく、適度にしなるロープを使用すると滑車の効果が最大化します。

メンテナンス
• 使用後は土や泥を拭き取り、錆を防ぐために乾燥させる。
• ベアリング部分にはシリコンスプレーやオイルを軽く塗布しておくと回転がスムーズに保てます。

5. まとめ

滑車は狩猟において、急斜面からの獲物の引き上げやその場での解体作業を効率化する強力なツールです。

選び方や使用方法をしっかり理解しておけば、体力の消耗を抑えながら安全かつスムーズに狩猟を進めることができます。

「滑車×ロープ」の組み合わせで、狩猟の幅が大きく広がりそうです。

500キロ対応の滑車

250キロ対応の小さめの滑車

100mや200mといった長めのロープも欲しいところですが、とりあえず鹿を引っ張れる30mくらいのロープがあるので、何かあればソレで対応したいと思います。

あとは雪がなくてもソリに乗せて、少しでも摩擦抵抗を少なくして運ぶ方法ですかね。

何かと考えなければならないことが多い狩猟の世界です。

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