レミントンM870ハーフライフル銃身とスムースボア銃身2本の銃砲所持許可!

どうも、ヨシヒコです。

中古で購入したレミントンM870のハーフライフル銃身とクレー射撃をやるためのスムースボア銃身2本について記録しておこうと思います。

無事に「銃砲所持許可」の申請がとおり、沖銃砲店で購入した中古のレミントンM870を持ち帰ってきました。

僕もよく分かってなかったんだけど、前オーナーさんが手を加えてカスタムされてる銃だったみたいです汗。

それはさておき、今話題のハーフライフル。
2025年には法改正が施行されます。

ちょっと面倒なことになるようですね。

聞いた話によると散弾銃を10年所持しないと持つことができないライフルと同じ扱いになるとか。
でも北海道は大型獣(鹿・熊)のこともあって10年は例外とか。
だけど「銃砲所持許可」を得るために必要な講習で、散弾銃を使ったクレー射撃以外にライフル射撃も必要になるとか?

まだハッキリとした内容は決まっていないみたいですが、今まで通りにはいかないでしょうね。

僕も散弾銃を辛抱して10年持たないとライフリングの入った銃が持てないなら鹿や熊を撃つのは難しいと思って諦めようかと思っていたタイミングが昨年でした。

北海道は例外、そして法改正が施行される前に取得できたら該当しない。
それだったらと思い、3月1日に警察署へ出向いて「初心者講習」の受付からスタートしました。

最初に分からなかったのが「狩猟免許」と「銃砲所持許可」は別なんだけど順序をどうしたら良いか???
どちらを先に受けても構わないけど、僕は銃砲所持許可がダメなら狩猟免許を取る意味がないよな?

と思って銃砲所持許可の申請からスタート。
そこで困ったこと。

銃を所持する目的は3つしか認められない。

  • 標的射撃
  • 狩猟
  • 有害鳥獣駆除

申請時に狩猟免許を持ってないなら標的射撃しか申請できない?
と思ってたんです。

でも、狩猟免許をこれから取得して、有害鳥獣駆除も地域貢献としてやっていきたいという理由だったので、警察官との面接をしながら「狩猟」と「有害鳥獣駆除」の名目で申請することになりました。

「標的射撃」という項目については、狩猟期間以外に射撃場でクレーを撃ったりライフル射撃をしたりする程度では必要のない申請になるようです。

警察署で面接をしてる時に「射撃の大会などに出るわけではないですよね?」と聞かれたので、目的は「狩猟」がメインということで、申請は「狩猟」と「有害鳥獣駆除」になったわけです。

申請時に狩猟免許は必要なく「銃を何の目的で所持したいか?」ということが重要な部分。

許可が下りた後に申請した用途で使われているか?
そうでなければ「ねむり銃」の扱いになって許可が取り消されるとか用途が外されるとかになるようです。

なので、使う目的があれば銃砲所持許可申請はできるということ。
純粋にクレー射撃だけを楽しむ方は標的射撃だけの申請になるんでしょうけどね。
警察官との面接で決めることになりそうです。

さて本題に入ります。

最初はハーフライフル銃を持つなら「サベージ212」にしようと決めていたんです。
でもなかなか入荷されないという問題。

ハーフライフル銃の駆け込み需要の問題や生産国の都合なんでしょうかね。

自分の中でクレー射撃もやってみたいな〜
とはいえ、最初から銃を2本も所持したくないな〜
スライドアクションも良いな〜
銃身を変えられるし使える幅も広がるかな~

って感じで沖銃砲店に足を運んだらなんと、中古でレミントンM870があったんですよね。

クレー射撃をするならスムースボアと言ってライフリングが入ってない銃身を選択します。

クレー射撃なら「上下二連銃」というのがスタンダードですし、「自動銃」や「スライドアクション」の銃でも銃身にライフリングが入ってないスムースボアに変えることによってクレー射撃は楽しめます。

しかし、「ボルトアクション」は基本的にクレー射撃では使われません。
北海道ではほぼハーフライフル銃として流通しているサベージのボルトアクション。

これだけ所持したらクレー射撃はできない。

いわゆる、サベージのハーフライフル銃を持つと、鹿と熊を撃つことにしか使えないということ。
だったら汎用性の高い変え銃身のある銃にしようかな?

と思ったんですね。

じゃあなんでみんな変え銃身のある銃にしないの?その方が使い勝手良いでしょ?
って知らない人なら思いますよね。

レバーアクションの銃が一番安定した作りになってるので命中制度が高い。
でも、使い方が限られる。

ということです。

狙撃手のスナイパーもレバーアクションしか使いません。
(3.5キロや3.8キロ先のターゲットを狙撃した記録があるくらい)

ちなみに猟銃として許可されるものはライフルなら最大到達距離が3.2キロから4キロ。
散弾銃の一発玉であるスラグ弾で0.7キロ(700メートル)程度。

威力の違いから取扱いは危険なライフル銃ですが、10年の所持が必要なのは頷けます。
また、ライフル銃はライフル専用の弾。

クレー射撃に使う「散弾」と大物獣(鹿や熊)を撃つ一発弾の「スラグ弾」は散弾銃のスムースボア銃身で使えます。
でも、ハーフライフル銃身は「サボットスラグ弾」を使うのが基本となります。

とりあえずライフルは置いといて、いろんな条件から何を優先するのか?
僕は命中精度が落ちても使える幅を優先しました。

ハーフライフル銃身でスコープを搭載して鹿を撃つ。
スムースボア銃身でクレー射撃も楽しむ。

こんな結論です。

これが中古のレミントンM870です。
順番に説明していきますね。

一番下の長めの銃身がクレーのトラップ射撃で使われるもの。

記載には「銃身の長さ71センチ」となっていますがインチに換算すると27.95インチ。
約28インチです。

弾の径は12番で、2と3/4の長さを使うための銃身になります。

「Full」と書いてあるので先端が絞られてると言う意味だと思います。
口径は17.5mmです。

クレーのトラップ射撃では散弾の散開(広がり)を遅くする必要があるので、このような設計になった銃身を使うようです。

レミントン純正のスムースボアであり、銃身の上に照門や照星があるリブ銃身と言われる部類のものです。

メイドインUSA!

次に写真の真ん中にあった短めの変え銃身はクレーのスキート射撃用になります。
先程と同様にスムースボアのリブ銃身です。
スキート射撃はクレーとの距離が近くなるので、トラップ射撃よりも散弾が早くに広がる必要がある。

トラップ用は長さが71センチで口径が17.5mmだったのに対して、こちらは口径18.3mmで広く、長さは65センチで短くなります。
インチ換算すると65センチは25.59インチ。

競技によって合ったモノが必要なんですね〜。

ネットなどで見てると全てキリの良い「インチ表記」なんですけどね。
なぜピッタリじゃない???

性格的にものすご〜く気になる。

銃砲所持許可証に記載されてる「銃身長」の65センチという意味は下記の写真部分のところだと分かります。

先ほどの71センチも同様でした。

スムースボアの2本は弾のサイズが同じです。

「SKEET(スキート)」の文字。

これもレミントン純正のメイドインUSAですね。

書かれてる数字の意味は分かりません。。。

そしてメインになるハーフライフル銃身です。

これも60.2センチの記載をインチに換算すると23.7インチ。
なぜだ?モヤモヤが消えない・・・

その前にスコープは沖銃砲店にあったリーズナブルな物をお任せで付けてもらいました。
ボルテックス・クロスファイアⅡの倍率が3〜9倍で対物レンズ径が40mmの商品。

銃の番号が「S・・・・V」となっていて銃砲所持許可証にも記載されていて所有者が分かるようになってます。

カンチレバー銃身といってスコープなどを載せるためのマウントベース(台座みたいなもの)が銃身に付いているハーフライフル銃身になります。

弾の径は12番で問題ありませんが、ハーフライフル用の「サボットスラグ弾」は3インチの薬莢となります。

先ほどのスムースボアは2と3/4という長さだったので間違わないようにしないとダメですね。

購入してから気づきましたが、このハーフライフル銃身はレミントン純正ではありません。
M870という銃は他社から変え銃身がリリースされてることも強みの一つ。

これは「ハスティング」という「フランス」のメーカーがM870用に販売したもの。
「モスバーグ」という銃メーカーからも変え銃身が販売されています。

前オーナーが後から購入したハーフライフル銃身ということでしょうか。

そしてスライドするための持ち手部分。
「FABディフェンス」というメーカーのフォアエンドになります。

これも社外品ですね。

ストック(銃床)部分。

こちらも「スピードフィード」という社外品のモノが取り付けてありました。

よく分からないで購入したけど、ただただスライドアクションのM870が欲しいな~ってところから変え銃身やカスタムパーツまで付属したものが偶然あったことに感謝です。

この先どれくらい狩猟をするのか?
現在43歳なのでライフル銃が持てるのは53歳。

歩けるうちは続けると考えると、これから30年40年できるかな?
最初の銃として色んな経験をさせてもらうはず。

違う世界に足を踏み入れる感覚は子供のようにワクワクするところもありますが、まずは決して起こしてはならない事故。

常に安全第一を優先して、有意義な活動をしていきたいですね。

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