「邂逅の森」秋田マタギの世界!現代とは違い限られた村という場所の理不尽さが切ない!

書籍

どうも、ヨシヒコです。

今シーズンから狩猟を始めたいと思って今のところは銃砲所持許可に関わる「初心者講習会」の日を待つのみ。
まずはこれを受けないと始まらないので5月まで時間はある。

例年の過ごし方としては、暖かくなってくるとフィッシングとキャンプで週末を過ごし、寒さの限界を迎えると引きこもるという生活。

寒さには弱いのですが冬の時間をどう過ごすかっていう人生の課題。
ちょっとスキーに夢中になろうと思ったのですが、昨今の事情でリフト代金が高すぎる。

この先続けるには出費しかないよな〜
なんて現実を考えてしまい、冬の寒い時期は狩猟シーズンと重なるので置き換えてしまおうと思ってます。

そんな話をしていたら釣友のオッくんこと音更町の「シルバースケイル」店主から
「これ読んでみてくださいよ!」

言われるがまま、その場でAmazonから購入。

小説には興味がないので自分から読むことはないんだけど、オッくんが言うならちゃんとした世界観がある物語だなと思ったところです。

「マタギ」という世界。

その時代や地域で生きていくための職業。

掟、しきたり・・・

まぁ昔の集落ですから、今では考えられないことが沢山あったはずですし、今のようにセクハラだのパワハラだの言ってる平和な時代でもない。

地域でお金を持つ地位の高い人が中心の社会。
その中でどのように生きていくべきなのか。

その選択というかストーリーが感慨深くなる内容です。

僕の父方の先祖は秋田県。
祖父が30歳くらいまで秋田で過ごし、父も秋田で生まれている。

昔から聞かされている地域独特の風習というか何というか、北海道とは違うってことだけは理解していたつもりです。

二転三転くらいなら予想できるけど主人公を取り巻く環境が何度も何度も変わるので自然と読み入ってしまう。

素晴らしい内容でしたね。

狩猟とは?
生きるとは?

今ではダメだと言われてる「男らしさ?女らしさ?」

みたいなことも、読み進めてるうちに色んな意味で問いかけられてるなと感じた次第です。

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